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river plate 24 -tabu×resin-
¥19,800
SOLD OUT
五島産 椨(タブ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径240mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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¥19,800
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五島産 椨(タブ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径240mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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五島産 椨(タブ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径240mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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river plate 24 -mochi×resin-
¥19,800
五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径240mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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river plate 24 -mochi×resin-
¥19,800
五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径240mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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¥15,300
五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径170mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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river plate 17 -mochi×resin-
¥15,300
五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径170mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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¥15,300
五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径170mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径170mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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river plate 17 -mochi×resin-
¥15,300
五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径170mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。
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river plate 17 -mochi×resin-
¥15,300
五島産 黐(モチ)×レジン レジンを混ぜて削り出したシリーズのプレートは、レジンシリーズのククサと違い名前の通り「川」を表現しました。 私の工房は五島列島 福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にあるのですが、上水も通っていない(下水は島内全域不完備)地域に所在しています。生活用水は地下に雨水を溜めるタンクを設置し濾過しているのですが、降雨が少ないと貯水がゼロになり近くの湧水を汲みに行く事も度々あります。 そんな私の生活を支えてくれている小川を表現した、レジンシリーズのククサと違いクリアに仕上げたシリーズです。 木が自然の中で生きた結果生まれた朽ちた部分。今までは薪にするしかなかったのですが、やはりここでも「勿体無い」が働きました。 たくさんの自然の恩恵を受けて生活している私たち。生きていく上では犠牲も出してしまいます。これは私ができる、私なりの自然への感謝の気持ちと烏滸がましいですが、お返しです。 一つ一つ手作業で削り出しているため、大きさ、容量ともにバラつきがありますことをご了承ください。 ※電子レンジ・オーブン・食器洗浄&乾燥機・漂白剤・直火の使用はおやめください。 また、レジンの部分はトマトソースやターメリックなどの色が濃いものを長時間乗せていると着色する可能性があります。 【サイズ】 約 直径170mm 高さ 20mm 島全体が西海国立公園になっている五島列島の福江島。 自然豊かな環境で生まれ育った私が高校卒業後島外に就職し、都会の喧騒に疲れて戻ってきたところ、間伐材の多さに気づきます。 引き取り手がほとんどいない間伐材は産業廃棄物として捨てられていくしかなく、その姿をみているのは心が痛み、なんと勿体無い事かと。何かに活用できないか。 そんなことを考えている最中に出会ったフィンランドの伝統工芸品である「ククサ」という木製のマグカップ。 フィンランドのものは白樺の瘤の部分で作られていて、非常に野生味がある印象ですが、私はこれをもっと普段使いしやすく日常に馴染むものをと思い、人々の生活に欠かせない食器を、シンプルに力強く、でも、どんな場面にも合うように、そこにあるのが当たり前かのようなデザインに仕上げました。 伐採後は自身の工房で3~5年、自然乾燥させています。 その後、乾燥状態を見極めて細かく製材していきます。 ククサは箱型の状態にした木材から一発の削り出しです。この時に個性豊かな木目が出るように木取りが出来るのは、自身で丸太を製材できる環境にないと難しいので楽しみの一つであり、お求めいただく皆様にもどんな木目のものにするのかを選ぶ楽しみにしていただきたいです。 ひどい虫食いやヒビの入ったものだと削っている最中で脱落してしまう子もいるのですが、それもまた、自然と向き合う時間ですね。(その子達は薪になります) 木製の食器には汚れを染み込ませないように何かしらの塗装がされていることがほとんどです。 植物油、漆、ウレタン・・・色々ありますが、私が使用しているものは「特殊液体ガラス塗料」です。 これはもちろん食品衛生法をクリアしているだけでなく、ひっかき傷に対する強度も6Hという飛行機の窓にも使われているポリカーボネートと同等で、油、お湯、しっかり弾き、食器用洗剤で洗って清潔に保つことができます。 薄く塗膜を形成させていますが、樹種や個体によって多少厚めに塗布することもあるので点の衝撃にはご注意いただけますと幸いです。 メンテナンスは基本的には不要です。 前述の通り、食器用の洗剤で洗った後は自然乾燥で大丈夫。 妻は油物以外ですと水で流すだけのようです。